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不動産投資におけるキャッシュフローとは何か?計算方法を解説

今回は不動産投資に関するお金の話をします。
不動産投資におけるキャッシュフローについてご紹介いたします。

キャッシュフローとはお金の流入・流出を表し手元に残る現金を表すものになります。
キャッシュフローを出すには2通りあります。

目次

  1. キャッシュフローその1
  2. キャッシュフローその2

キャッシュフローその1

一つは税引き前キャッシュフローを出した後、税金を引く方法で、NOIと呼ばれる収入から支出(減価償却費、返済利子、資本的支出を除く)を引いた金額からADSと呼ばれる銀行への返済額(返済元本と返済利子の合計)を引きます。
税引き前キャッシュフロー=NOI-ADS

銀行への返済額につきましては、下記の記事では100%ローンについての解説です。
100%ローンにご興味のある方は是非下記の記事をご覧ください。
>>投資物件の100%ローンについてのコラムはこちらをクリック

税金にはさまざまありますが、今回は所得税および復興特別所得税にのみ記載させて頂きます。

所得税

所得税は先ほど述べたNOIから経費として参入することができる
減価償却費と返済利子を引いた金額が課税される所得金額になり
次に図により所得税が算出されます。(国税庁のHPより転載)
課税される所得金額=NOI-減価償却費―返済利子
所得税=課税される所得金額×税率―控除額

復興特別所得税

復興特別所得税
平成49年まで課せられる税金になっており、先ほど算出した所得税に2.1%を乗じた金額になります。
復興特別所得税=所得税×2.1%

この所得税と復興特別所得税を税引き前キャッシュフローから控除したものがキャッシュフローとなります。

キャッシュフローその2

もう一つのやり方は前述した課税される所得金額である税引き前利益から税金を引き
経費に算入できるが、実際に支出されない減価償却費を足して、
経費に算入できなく、実際に支出される返済元本を引く方法で算出することができます。

キャッシュフローは手元に残る資金を表すため銀行への返済額を左右する融資期間が重要になります、
そのため、融資期間の目安になる残存耐用年数がある物件を選択することが年間の返済額を減らせるため
キャッシュフローが残りやすくなります。

税金などに関しましては他にも住民税などあるため税理士などにご相談してもよいと思います。

また、下記の記事では不動産投資における税金についての解説です。
不動産投資の初期費用にご不安の方は是非下記の記事をご覧ください。
>>アパート経営などの不動産投資の初期費用はいくらかかる?~4種類の税金についても解説のコラムはこちらをクリック


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