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劣化対策等級取得済の木造物件への投資で安定したキャッシュフローを実現しましょう

今回は劣化対策等級について解説します。

築年数の新しい木造の物件によく劣化対策等級2級取得済みなど
という記載をよく見かけますが、
この劣化対策等級とは
住宅性能評価制度という住宅の性能を
わかりやすく表示する制度の中の一つで、
等級1~3級があり

等級1 建築基準法が定める対策が講じられている
等級2 築年数50~60年(2世代分の期間大規模補修が不要)
等級3 築年数75~90年(3世代分の期間大規模補修が不要)

と言う基準がございます。

この2級もしくは3級を取得しますと
金融機関にもよりますが融資期間を
30年に伸ばしてもらうことができます。

通常、木造は法定耐用年数である22年が融資期間の基準になります。

この融資期間が変わると金融機関に返済する年額が減るため
手残りが増えることになります。

例としまして
価格1億円
表面利回り6%
金利2%
でランニングコストなど費用を考慮しないで
年収から返済額を引いたキャッシュフローを
融資期間22年と30年を
比較しますと下図の様な差が出て来ます。

また、劣化等級の取得は、物件売却の際にも
買主の融資期間が延びることや、通常の基準以上の対策を
講じられている為、購入検討しやすくなるなどの
メリットがございます。

この劣化対策等級の取得費用は
建築会社の標準仕様が等級取得に必要な仕様との乖離が
大きいと費用が増える為一概には言えません

最近では2級の場合でも金融機関によっては
25年の融資期間になるなど、
今後3級取得が必要になってくる可能性があります。

今後の物件選びの際にご参考にしていただければ幸いです。


TAKUTO INVESTMENTではオーナー様皆様のお考えの投資プランに合わせて無理のない投資プランをご提案いたします。また、融資先のご紹介など投資前からのご相談だけではなく物件管理や大規模修繕のご計画などオーナー様の不安を解消できるようバックアップして参りますので、ぜひお気軽にお問合せください。

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