不動産投資を始めるなら知っておきたい厳選7単語
今回のコラムのテーマは「不動産投資でよく見る用語について」です。
ご存知のように、不動産の業界用語は多数ございます。
その中でも初めて不動産投資を始める方向けの馴染みのない用語を取り上げてみました。
たった7単語だけですが、収益物件の情報を見る際にもきっと役立つ単語だと思います。
それでは早速一つずつ順番に見ていきましょう!
目次
インカムゲイン・キャピタルゲイン
インカムゲインとは、株式の配当、債券の利子、預金等の利息収入のことです。
資産運用や投資に対するリターン(成果)のひとつで、
資産を手放さずに安定的・継続的に得られる収益(所得)のことを指します。
株式投資の場合は配当金、預貯金などの場合は受取利子(利息収入)
投資信託などの場合は収益分配金、不動産の場合は賃料収入などです。
元本に対する1年間のインカムゲインの割合をパーセンテージで表したものが
「利回り」で、収益性の指標になります。
インカムゲインは保有し続けることによって得られる現金収入ですが、
それに対して、証券が値上がりしてそれを売却して得た利益はキャピタルゲイン(譲渡益)と言います。
インカムゲインとキャピタルゲインは、それぞれ別の体系で税金が取られます。
また、インカムゲインとキャピタルゲインをあわせたリターンをトータルリターンと言います。
耐用年数
耐用年数とは減価償却資産が利用に耐える年数のことをいいます。
アパートなどの減価償却費を計算する場合に、その建物の耐用年数が必要になりますが、アパートの構造により耐用年数が税法によって定められています。
耐用年数からの対象物件の残存年数で融資評価にも大きく影響します。
(例)
軽量鉄骨=19年
木造 =22年
重量鉄骨=34年
RC造 =47年
※鉄骨造は鉄骨の厚みで違いがでます
※居住用の耐用年数です
表面利回り
年間家賃収入を投資金額で割ったもので、大まかな収益性をはかる指標といえます。
グロス利回りとも呼ばれ、経費を考慮に入れないため、
実際にはネット利回りのほうを使うケースが一般的です。
キャップレート
還元利回り(ネット利回り)のことです。
NOI(年間賃貸収入から運営にかかる諸経費を引いた純収益)を投下した資本で割って求められる割合となります。
グロス利回りとの違いはキャッシュフローも考慮している点です。
レバレッジ
投資をする際に、少ない自己資金に借入金を加えることによって、てこ(レバレッジ)の原理によってより大きなリターンを得られる効果のことを指します。レバレッジ効果を生むためには借入金金利が期待収益率より低い必要があります。
ポートフォリオ
個人の投資家や機関投資家が所有する株式・債権・不動産等の複数の資産の組み合わせのことです。
いくつかの資産を分散して所有することで、全体としての資産価値が減少するリスクを低減させます。
まとめ
不動産投資を始めるなら知っておいていただきたい7単語に絞ってご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
もちろん、まだまだ不動産用語はたくさんあります。
また収益不動産投資に関しては、金融用語も多く使われておりますので、初めて不動産投資をお考えの方などは馴染みにくいかもわかりませんね。
馴染みにくい単語や考え方など、初めは難しく感じるとは思いますが当サイトでも引き続き紹介していきますので、参考にしていただき不動産投資へのファーストステップを踏み出していただければ幸いです。
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